HUAWEI Band6血中酸素/パルスオキシメーターレビュー検証

アイテム

現在は APPLE Watch だったりとスマートウォッチが流行しています。手持ちのスマートフォーンと連携させることで色々な機能が使える腕時計型のウェアラブル端末になります。そのためスマートウォッチは時計メーカーではなくスマートフォーンメーカーのAPPLEやXiaomiだったりHUAWEIなどが主に開発してシェアーを競っています。

Huaweiから発売されているスマートバンド「HUAWEI Band6」を購入してからの半年間ほど使用してみて、結論から言いますと大満足の一品となっています。本機での血中酸素測定の精度などをパルスオキシメーターとの同時測定での比較検証の結果をまとめました。

気になっている方は是非とも本記事を参考にしてください。

開封

パッケージは白を基調としたシンプルながらの清潔感。内箱には引き出すためのタグが付いており、シンプルながらもちょっとした配慮を感じ値段以上の出来栄えだと思います。

付属品は充電クレードル付きUSBケーブル(マグネット式)、クイックスタートガイド、保証書の3点になります。

*充電器は同梱されていませんでした。

外観、質感チェック

大型ディスプレイ搭載の本体

Band 6 最大の特徴ポイントでもあるディスプレイは、スマートバンドとしては大型の1.47インチの有機ELを搭載されています。

スマートバンドのディスプレイといえば、今までならHUAWI Band 4 Pro のような細長いものが主流でしたが、本機はそれを横幅を長くすることで操作性、視認性を向上。Band 4 Pro と比較して画面表示領域が役1.5倍に拡大し、画面占有率も64%に広がっています。

一般的な腕時計の幅は40㎜前後に対し本機の幅は役25.4㎜と、比べても十分に考慮されており普段の装着感は元よりキーボードの打鍵時でも邪魔にならい絶妙なサイズになっている。ディスプレイが見やすくなりながらもスマートバンドで重要な装着感をそこわない綿密な設計だと感じました。デスプレイのコントラストや明るさ、解像度なども良好でした。

本体側面にはホームボタンと電源。プッシュ感は良好でその他は画面でのタッチ操作になります。公式サイトによると側面の素材は「耐久性のあるポリマー」とのこと。見た感じでは安く感じる樹脂素材には見えず金属素材に見える程で、質感での精度の高さを感じられます。

本体背面には充電用の端子や各種センサー類を搭載。充電にはマグネット式を利用しています。ベルトを除く本体重量は18gと非常に軽いうえに、水泳にも耐える5ATMの防水性能を備えています。

シンプルながらもコダワリを感じるベルト

ベルト部分ではApple Watch が採用しているフルオロエラストマーのような高機能素材は用いていませんが、一般的なシリコン製でバックルは普通の樹脂製になっています。けれども細かい所に装着感を高める工夫が感じとれます。

ベルトのバックル先端形状に微妙な角度をもたせ丸みを加えることにより、ベルトの余り部分の浮き防止の役目を持たせています。

さらに内側には突起を付けることによりベルトの穴に嵌めることで、ベルトループがズレてベルトの余り部分が遊んでしまうことを防いでいます。

ベルトの穴も約3㎜間隔で細かい調整が可能と、手首が細くベルトが余りがちな人には嬉しい仕様になっています。

尚且つ、調整が3㎜と細かいのは血中酸素計測や色々な計測をするうえで正確な計測をする為に必要不可欠な要素  (血中酸素などの色々な計測をする為のセンサーが本体背面にあり装着時のゆるみ具合で計測不能になる場合もある)なのではないのかと使用した実感です。

実際の装着感は軽量な本体とは、相まって着けていることを感じさせないほど。常時装着が当たり前になると思うのですが、アトピーの私でも痒くならず快適ともいえるレベルなので充電中は逆に着けていないことを気づかずに何もない腕を見るということがありました。

さらには交換品等も発売されており、ECサイトなどでは非純正品ですが交換用のベルトも販売されております。

健康管理には断続着用が重要になると思うのでその為の5ATMの防水性能、シリコン製のベルトが快適な装着感を満たしてくれます。素材や構造といった点で絞る所は絞りコストを抑えながらも細部の工夫で装着感も妥協せずにしっかり考えられていると感じました。

 

使用感

満足な機能

Androidスマートフォーンと組み合わせた場合での使用感を紹介していきます。ペアリングは「HUAWEI Health」アプリからになります。

Androidシステムのペアリングではなく独自のペアリング方法を使用していると思われるのですが、本機を Smart  Lock の「信頼できるデバイス」として登録することは出来なく残念な点でした。

搭載している主要な機能は以下の様になります。

・アラーム

・タイマー

・ストップウオッチ

・天気の確認

・通知の確認

・呼吸エクササイズ

・音楽コントロール(Androidのみ)

・血中酸素レベル計測

・月経周期追跡(Androidのみ)

・ストレスレベル計測

・睡眠計測

・活動量計測

・心拍数計測

・ワークアウト記録

睡眠計測やストレスレベル計測、血中酸素、活動量記録ないの歩数計などは24時間のモニタリングに対応しています。HUAWEI  Heaalth から詳細なデーターを確認でき Band  6 本体からも表示確認出来る様になっています。

血中酸素レベル計測は自動計測付き

ここからは血中酸素レベル計測やバッテリーの持ち具合、歩数計といった機能面での使用感をご紹介します。

血中レベル計測ではコロナ禍で注目を浴びるが本機では24時間の自動計測も可能で設定値を下回ったときのアラートのほか手動計測にも対応しており、その場合は約15秒で計測が完了します。

しかし本機のベルトの緩みや固定位置が悪いと約45秒後に「手首の骨より上の位置にしっかりとバンドを装着してから再試行してください」とエラー表示が出ます。なので計測にはちょっとしたコツと言うか慣れも必要だと思います。

みなさんもそうだと思うのですが実際の精度が気になりますよね。そこで指に挟んで計測する「ドリテック」社のパルスオキシメーターでの同時計測もしてみました。

  HUAWEI Band 6  ドリテック(パルスオキシメーター)
 1回目  96  95
 2回目  100  93
 3回目  94  92
 4回目  91  91
 5回目  99  94
 合計平均  96  93

 

以上のように5回の計測でプラスマイナス 3の誤差でした。約半年間使用したうえでの所感は数値が低くなればなる程、誤差が大きくなるとかんじました。

最低数値は約半年間での自動計測、手動計測を含め最低70%と下がっても計測は可能でした。

あくまで医療機器として設計されたものではないので、病気などの診断、治療目的での利用は推奨されていません。しかし日常生活での健康管理や高地での活動時の健康状態の把握には十分な精度だと思うので嬉しい機能です。

 

満足の通知機能

通知機能では通知を受診するアプリを個別に設定が可能になっています。

 

通知に対して返信は出来ず確認のみが可能になっている。使用した感じでほとんどのアプリは問題なく利用出来ましたが G mail では本文を表示出来ませんでした。またアイコンが反映されないアプリもあります。

 

電話の着信通知では登録されている相手からの着信であっても、本機には相手の名前が出る時と出ない時があります。出ない時のディスプレイ表示は「不明な番号」っと、表示されます。

通知は10通まで保存しておくことができます。本気は画面左から右へのスワイプで「戻る」操作が可能になりますが、個別での通知表示の時にその操作をすると通知の削除が出来ますが溜めておきたい場合はホームボタンで一旦戻る操作が必要になります。

そのような以外では利用には特に問題もなく、スマートウオッチとして十分と感じました。

 

多彩な活動量記録

多数ある活動量記録ではランニングやウオーキング、サイクリングなどの他にも自動記録での歩数計も機能しています。この歩数計はスマートフォーンを携帯していない時もカウントを続けスマートフォーンへも記録されます。記録内容は1日の歩数合計、時間別でのグラフ表示での記録。データーは日にち別、月別、年別と長期観察も可能です。

ですが歩数カウント精度は、スーパーマーケットなどでの買物カートを押している時はカウントされない。(腕が振れず固定状態になっている時)けれどもブルゾンなどのポケットに手を入れている状態ではカウントされます。逆にカウントが増大する場合は建設機械の重機で自走している時。(普段、私の目標歩数は1日で2000歩なのですが重機で自走の場合は1時間程度で10000歩を超えます)ちなみに自走中は椅子に座っているので歩数は 0歩のはず。

ですが普段の日常行動で運動不足の場合でも目標歩数を設定できるので、日頃の健康管理や運動不足解消に一役かってくれると思った。

 

驚異的なバッテリー

バッテリーの持続時間は、かなりの出来栄えです。入浴じ以外は常時装着、輝度は最低、健康追跡機能の24時間計測はすべて有効、持ち上げ起動を有効、ワークアウトの自動検出を有効、1日の平均通知数は30通程度での使い方で、丸9日間の稼働でバッテリー残量は22% 。12日間は充電なしでの連続稼働できます。

充電時間も約40分程度でフル充電完了。短時間の充電でも1週間程度は稼働できる状態になるので使い勝手は良いです。追跡機能や制限機能の設定などで、さらにそれ以上に長持ちします。

*因みにApple Watchでは、2日程度で充電が必要となります。

 

上位モデル「HUAWEI  WATCH  FIT」との比較    Band 6 の方が優っている部分は?

本機より高価なウェアラブル製品としてフォームファクターが近い「HUAWEI WATCH FIT」があります。Amazonでの本機とWATCH FITでの価格差が約4000円と小さいので、この位ならWATCH FITを選ぶ人もいるかと思います。

だが用途によってはWATCH FITより本機の方が優れている部分もあります。スペック表から本機とWATCH FITとの違いを分析し、本気がどのような用途に適しているのかを検討しました。

          HUAWI Band 6       HUAWEI WATCH FIT
ディスプレイ画面 ・1.47インチ   AMOLED(有機EL)

・タッチスクリーン対応

・1.64インチ   AMOLED(有機EL)

・タッチスクリーン対応

解像度 194×368 ピクセル 456×280 ピクセル  PPI326
センサー ・加速度センサー

・ジャイロセンサー

・光学式心拍センサー

 

・加速度センサー

・ジャイロセンサー

・光学式心拍センサー

・装着検知センサー

サイズ ・約H43㎜×W25.4㎜×D10.99

・約18g (ベルトは含まず)

・約H46㎜×W30㎜×D10.7㎜

・約21g  (ベルトは含まず)

GPS  非内蔵  内蔵
ベルト材質  シリコン  シリコン
本体材質  耐久性のあるポリマー  繊維強化プラスチック
バッテリー稼働時間  通常使用で14日間~ヘビーユーザーで10日間

 

注:使用頻度等によって異なります

 通常使用で10日間~ヘビーユーザーで7日間

連続GPSモード:約12時間

注:使用頻度等によって異なります

防水機能  5ATM  5ATM
動作環境  環境温度:-10℃~45℃  環境温度:-10℃~45℃
市場想定価格  8580円  15180円
Amazonでの販売価格  7727円  11500円

 

そのようなことから本機は、ワークアウトの記録よりも健康管理の用途に適していると考えられます。健康管理には断続着用さらには、その為に快適な装着感が重要になります。本機はWATCH FIT より幅5㎜狭く、3g軽量でありながらもディスプレイサイズや画面密度ともに小さいためか、バッテリー稼働時間が約4日長くなっています。そのような点では本機の方がWAtCH FITよりも優れています。

ですが本気がワークアウトの記録が出来ないというわけでなく、WATCH FITと同じく96種類のワークアウトモードに対応しています。ですがGPSは内蔵してをらずマラソンなどのルート記録にはスマートフォーンが必要だったり、デモアニメーションが内蔵されていない所からWATCH FITと比較すればワークアウトの記録には適していないことになるのかと思われます。

WATCH FITより低価格な設定が設けられているということは、どこかで削減されている部分がある。そのような回避できないトレードオフを逆手に取り健康管理を特化させている所は本気の大きな魅力の一つだと思います。

 

気になった所

常時点灯・ディスプレイ

本機は腕を上げるか、ホームボタンをタップすることでディスプレイが点灯します。ですが常時点灯には対応したウォッチフェイスがないのも気になりました。前述したWATCH FITには搭載されているので技術面では可能なはず。バッテリーの稼働時間の優れている所を考えれば常時点灯も十分実用的な機能だと考えられます。

このような設定も個人差の出る所ですが、アップデートでの追加に期待したい所です。

だが、本機は環境光センサーがないので手動で輝度を調整しなければなりません。このような所も価格削減のポイントになっていると思うのだが本機のディスプレイは最低輝度でも十分に明るい。だが時と場合でそれが仇となり、就寝・起床時や夜中に目が覚めた時などは眩しく感じました。輝度の調節設定はアプリ一覧→設定→表示→明るさ。という深い階層にあります。睡眠の旅にその設定では煩わしく思います。まして人によっては頻繁に調節する設定でもあると思うので、クイック設定やディスプレイ画面などもっと楽にできる所に配置されていれば良いのかと思いました。

 

ウォッチフェイスの着せ替え

ウォッチフェイスは本気購入時点で無料のものが約130種類、有料のもので約280種類でした。それが半年後の記事作成の時点では無料のもので約300種類、有料のもので約1000種類とすごく多数のものが用意されています。

HUAWEI Health からや本機のどちらからでも切り替えが可能で、本機にも内部ストレージに余裕がある限り保存しておくことが可能とのことです。私は15種類、保存されていますがストレージにはゆとりがあります。ウォッチフェイスの中には表示データーのカスタマイズに対応しているものも存在します。しかし気になったのが本体にインストールしてみないと対応しているかどうかがわからないという所。

 

「HUAWEI  Band  6」のまとめ

結論を言いますと、私は初めてスマートウォッチを購入したのですが非常に満足度の高い製品と感じました。皆さんにおすすめできる製品です。

ハード面では本機の特性を発揮するための装着感と、操作しやすい画面を搭載するための素晴らしい設計。ソフト面では十分にまとまった仕上がりでもアップデートを繰り返しさらに続ける向上心。

さらに今後も期待できるものと思います。

この製品に限らず多数発売されているスマートウォッチですが、是非とも本記事を参考にしていただければうれしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

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