日本三大和牛の産地はどこなの?そもそも和牛とは何?

cows, farm animals, pasture-7214760.jpg グルメ

皆さんは普段、BBQだったり焼肉をする時に産地はどこなの?かや品種は何なの?かなどをよく耳にしているのではないでしょうか?

しかし、よく耳にしている日本三大和牛はどこなのかご存知ですか?

まず最初に、松阪牛や神戸牛が頭に浮かぶのではないでしょうか。それで残りのもう一つを答えるとしたら「近江牛」ですよね!しかし、なかには「米沢牛」と答える人もいますよね。

実際の所は、どっちなのだろうかと思いませんか?

さらには日本三大和牛の「和牛」の意味をご存知ですか?何気なくパッと想像できるとしたら日本の国内飼育された牛肉のことでしょうか。何だか曖昧な答えですよね。

 

そこで今回この記事では「日本三大和牛の産地はどこなの?そもそも和牛とは?」と題しまして日本三大和牛の産地はどこなの?についてと日本三大和牛!そもそも和牛とは何?なのかについて調査した内容をまとめました。

今回まとめたのがこちら▼

・日本三大和牛の産地はどこなの?                                             ・日本三大和牛!そもそも和牛とは何?

 

日本三大和牛の産地はどこなの?

日本三大和牛(日本三大銘柄牛)の産地はどこなの?での国産銘柄の三大和牛では「松坂牛(三重県)・神戸牛(兵庫県)・近江牛(滋賀県)」「松坂牛(三重県)・松坂牛(兵庫県)・米沢牛(山形県)」2説あるみたいで、はっきりとしていない現状になっているようです。

 

そんなことなどから四大和牛でもいいのではないのかと言う声も上がっているみたいです。

松阪牛とは

松阪牛は但馬牛の他に、全国各地から黒毛和種の子牛を買い入れ、「黒毛和種」「未経産(子を産んでいない)雌牛」のことで、2002年11月1日時点での三重県・中勢地方を中心とした22市町村および旧松坂肉牛生産者の会会員の元で肥育され、松阪牛個体識別管理システムに登録している牛です。

1935年(昭和10年)に東京で行われた「全国肉用牛畜産博覧会」で名誉賞を受賞しており「肉の芸術品」の異名を持ち、霜降り肉になっているのが特徴です。

 

神戸牛とは

「神戸牛」とは、本来そもそもは存在しません。

と言うと「何を言っているんだろう」と思ったりしますよね。

ですが「品種として」の神戸牛は現実には存在しないのが紛れもない事実です。

だとしたら、、よく耳にする「神戸牛」とは一体何なのかと言うと、その答えは牛の屠畜(とちく)場まで遡ることが必要です。

出荷された牛は、屠畜場で不要な部位を取り除き「枝肉」の状態まで解体されますが、この時点ではまだどの枝肉も「但馬牛」です。

その後、枝肉は「日本食肉格付協会」の品評会に提出されて、色、肉生地のきめ細かさ、霜降りの度合い、脂の質などが厳しくチェックされます。

この作業が「格付け」なります。

神戸牛への認定基準「未経産牛・去勢牛」・「脂肪交雑の度合いを表すBMS値:No.6以上」*BMS(Beef Marbling Standard)値とは、、、脂肪交雑のきめ細かさの度合いを1~12段階のNo.で表示した値。12に近づくほどきめ細かくなります。「歩留等級:A・B等級」・「肉質等級:4以上」・「枝肉重量:470kg以下」の5つが定められておられ、さらに但馬牛の血統のみの純血交配を続けたうえで、兵庫県内の指定生産者が繁殖・肥育したという大前提の元、極めて難しい基準をクリアーしたものだけが「但馬牛」から「神戸牛」へとその名を変えることができるのです。

 

近江牛とは

近江牛には400年の歴史があると言われています。

日本四大和牛(神戸牛、松坂牛、米沢牛、近江牛)はそれぞれ100年を超える歴史を持っていますが、近江牛は圧倒的な歴史を持っています。

 

近江牛の歴史は、食肉禁止だった江戸時代まで遡り。

当時の彦根藩(現、滋賀県彦根市一帯)は唯一、牛の屠畜(とちく)が許され牛肉は滋養の薬「反本丸(へんぽんがん)」として全国の諸侯に振舞われておりその頃は彦根牛肉として知られていたようです。

滋賀独特の歴史風景があり、明治維新前後は農家から牛の取引に転身する者が出て、全国に先駆けて各地からいい牛を滋賀県に集めていたようです。

「近江牛」の地域ブランド化は1951年、近江肉牛協会の設立によって本格的に始まりました。

 

米沢牛とは

「米沢牛」は山形県置賜地域を生産地とし、出荷時の月年齢が32ヶ月以上の黒毛和種かつ未経産雌牛で品質は「牛枝肉取引企画」による格付けにおいて肉質等級3等以上が必要になります。

 

米沢牛の歴史も百数十年前まで遡り、明治維新により米沢藩は廃止され米沢県となり初代県知事・上杉茂憲は1871年、興譲館(こうじょうかん)に英国人教師チャールズ・ヘンリー・ダラス氏を招き、英語・地理を教授させました。

「興譲館」は米沢藩第九代藩主・上杉鷹山が開校した藩校で、4年後にだダラス氏が任期を終え米沢を離れる際に、添川村(現在の飯豊町)産の牛一頭を横浜遺留地へ持ち帰った。

その牛肉を味わった人々がその旨さを口々に褒め称えたことから、ダラス氏は米沢の家畜商と横浜の問屋を契約させ「米沢牛」として売出しました。

 

また1875年に米沢市内に最初の牛肉店が開店して以来、多くの牛肉販売専門店が次々と開業しました。

明治以降、米沢では絹織物(米沢織り)が産業として興っており京、大阪などの関西地方からの織物の買い付けに訪れた商人を相手に米沢牛の「牛鍋」をご馳走することが多かったと伝えられています。

牛肉の味に慣れていた関西の人々を魅了したことが、米沢牛の評判を全国的に広めるきっかけになったと考えられています。

 

日本三大和牛!そもそも和牛とは何?

みなさんも耳にしたことがあると思う「和牛」!みなさんはその意味をご存知ですか?

 

さらには「和牛」と「国産牛」の違いは、どうでしょうか?

国産牛とは、その名のとうり「日本国内で生産された牛」のことです。

国内で3ヶ月を超える期間肥育されている牛や、これまでの飼育期間の内で、国内で肥育されている期間が最も長い牛はすべて国産牛となります。

国産牛の判断は肥育場所と肥育期間のみになるので牛の品種や出生地などについては一切問いません。

なので、乳が出なくなった乳牛用の老いたホルスタインも食用の国産牛となります。

 

和牛は肥育期間などに関係なく、条件を満たした牛のみに与えられる品種名になります。

和牛には厳格な定義があり「黒毛」・「褐毛」・「無角」・「日本短角種」の4品種に限定され、これらはすべて純血個体でなければならず食用肉としての品種改良が重ねられていることから国内外のどちらからも人気が高くなっています。

 

和牛の称号が与えられる「黒毛和牛」・「褐毛和牛」・「無角和牛」・「日本短角種」の4種類には、以下のようなそれぞれの特徴があります。

<黒毛和牛>                                                        「神戸牛」や「宮崎牛」などのブランド牛として有名で、和牛の9割を占める。和牛の中で最も小柄で脂肪が多く、霜降り状の肉が特徴です。                     <褐毛和牛>                                              「肥後牛」や「土佐和牛」などに代表される褐毛和牛。赤みがかった色をしていることから「あかげ牛」と呼ばれることも。赤身が多い肉質となっているので、ヘルシー志向の方には、特に人気の高い品種になります。                                 <無角和牛>                                        1ヶ月にわずか3~4頭しか出荷されない、非常に希少な品種で山口県萩市などで肥育されています。赤身が多く、こちらもヘルシー志向の方に人気の品種になります。         <日本短角種>                                     北海道の他、青森・秋田・岩手などの寒い地域で肥育されています。手間がかからないことから放牧で飼育され、和牛の中で最も大きく育ちます。肉質はやや劣り赤身が多くなります。                                              

まとめ

今回は「日本三大和牛の産地はどこなの?そもそも和牛とは何?」について、お伝えしてきましたがいかがだったでしょうか?

 

日本三大和牛の産地はどこなの?では「松坂牛(三重県)・神戸牛(兵庫県)・米沢牛(山形県)」と「松坂牛(三重県)・神戸牛(兵庫県)・近江牛(滋賀県)」の2説あり、はっきりしていない現状に有りその様なことから松坂牛・神戸牛・近江牛・米沢牛日本四大和牛でもいいのではないのかと言う声も上がっている様です。

 

日本三大和牛!そもそも和牛とは何?では和牛とは品種名になり四種類あります。その種類は「黒毛和牛」と「褐毛和牛」と「無角和牛」と「日本短角種」になります。

 

それでは、今回はここまでとさせて頂きます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

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